活動報告

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超高速インターネット衛星利用

[概要説明]

 インターネットはブロードバンド(高速広帯域)時代に入ったと言われていますが、ADSLや光ファイバーなど地上インフラの導入が困難な地方の郡部では、まだ当分の間ナローバンド(低速狭帯域)時代が続きそうです。

 それを打開する一つの方法として、宇宙インフラ(人工衛星)の利用があります。宇宙開発事業団(NASDA)では、2005年の打ち上げを目指して超高速インターネット衛星を開発しており(NASDA ispace)、衛星の利用アイデアを募集しています。(NASDAホームページ参照)

 当サイト(KURE JBC)は、有人宇宙システム(株)(JAMSS)と連携して衛星利用計画書を作成し、これに応募することにしました。下記のサンプルイメージをご参照ください。




 利用アイデアにつきましては、地方郡部に在住の皆様方から広く叡智を集め、できる限り多くの方々が継続して利用できる、真に有用でかつ実現可能なものを選定したいと考えております。

[利用アイデア募集]

 上記の趣旨にご賛同いただける方は、下記の手続きにより利用アイデアをお寄せいただきたく、お願い申し上げます。皆様方のすばらしいアイデアをお待ちしております。
 また、ご質問・ご意見等ございましたら、Eメールまたは電話でご連絡ください。

  ● 提案期限:平成14年1月15日
  ● 提案受付:KURE JBC
  ● 提案方法:Eメールまたは電話
          e-mail:webmaster@kureibc.com
          Tel:(0823) 51-4539(十河 宏)



 12月22日付中国新聞で、「超高速インターネット衛星利用アイデア募集」について報道があり、KURE JBCが紹介されました。

 中国新聞地域ニュース
衛星インターネット活用策募る '01/12/22

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 衛星を使った高速インターネットの実験に取り組む宇宙開発事業団から委託を受けた東京のエンジニアリング会社が、高速インターネットの整備を求める市民グループ「呉JBC」を窓口に、島しょ部などで都市との情報格差をなくすための活用アイデアを募っている。

 事業団などは、2005年に超高速インターネット用の衛星打ち上げを予定。2000年度から現在ある衛星を使い、全国から利用案を募り、実験を始めている。

 衛星利用のインターネットは、光ファイバーとほぼ同じスピードで大容量のデータ送信が可能。電話回線などを使わないため、都市部と違ってADSL(非対称デジタル加入者線)や光ファイバーなどインフラ整備が遅れている山間部や島しょ部でも、受信用アンテナなどの機器を備えれば、利用できる。

 東京の図書館の専門書を、地域の図書館で電子図書にダウンロードして読んだり、公民館の大画面で、都会に住むダンス教師の指導を受けたりすることも可能になる。

 エンジニアリング会社は、実験案のアイデアを求めてホームページ(HP)などを使って、情報格差に悩む地方の団体などを探した。高速インターネット整備を企業や行政に働き掛けている呉JBCを知り、11月下旬に十河宏事務局長=音戸町=に協力を依頼した。

 呉JBCには、同町や江田島町のほか、県外も含め計27人が所属している。十河事務局長は「ぜひ、島しょ部で実験できるよう、アイデアを寄せてほしい」と呼び掛けている。

 募集の締め切りは、来年1月15日。採用されれば、来年度中に実験が始まる。

 呉JBC事務局、電話0823(51)4539。呉JBCのHPは、http://www.kurejbc.com/





[活動報告6-1]

   (2001/12/28作成)

 今年のネットニュースからブロードバンド利用例を抽出し、分類整理しました。衛星利用アイデア創出のご参考になれば幸いです。
 表1に示すように、分類項目は利用目的、利用形態、コンテンツ種類、利用方法とし、備考欄にサービス提供元を記載しました。表1によると、現状のブロードバンド利用は次のように要約されます。

1. 利用目的

 利用目的としては、コンテンツの鑑賞が最も多く、次いで各種生活情報の取得、教育、コミュニケーション、監視、ソフト利用、その他となっています。

2. 利用形態

 利用形態としては受信視聴が大半で、双方向通信の約3.,5倍となっています。受信視聴の中ではオンデマンド、ストリーミング方式が多くなっています。双方向通信は、テレビ会議・電話、ビデオチャットなどのコミュニケーションを目的とするものに利用されています。

3. コンテンツ種類

 コンテンツ種類は利用目的と関連しており、鑑賞目的では音楽映像、映画、放送番組、スポーツ、ドラマ、電子書籍などがあります。生活情報ではタウン情報、商品情報、旅行情報、、ショッピング番組、趣味関連情報などがあります。教育では大学講義、英語学習講座、IT学習などがあります。コミュニケーションでは会話音声、画像など、監視では監視対象画像・データ、ソフト利用ではパソコンソフト、ゲームソフトなどがあります。
 ユニークなものとしては、美術館所蔵作品の画像、ギターレッスン、工事図面、メーキャップ映像、
国会審議チャット、郵便物などがあります。


               表1ブロードバンド利用状況の調査結果

No.
利用
目的
利用形態
コンテンツ
種類
利 用 方 法
備 考
1 鑑賞 受信視聴

注目新人の映像、参加型番組

テレビ、ラジオ、Web統合サイトからコンテンツ受信、視聴。ユーザー参加型のアイドル育成、トーク番組視聴 ホリプロ「Net-TV」
2 鑑賞 受信視聴 音楽番組 サイトから音楽番組を受信、視聴 スペースシャワーネット、レコード会社、FM局新会社「ビートリップ」
3 鑑賞 サイトからストリーミング受信、使用 カラオケ サイトからカラオケをストリーミング受信、使用。月600円約4000曲登録済み、毎月20〜40曲を追加 ヤマハ「パソカラホ−ダイ」
4 鑑賞 オンデマンド受信視聴 音楽映像 マイケルジャクソン主演の短編音楽映像をオンデマンドで受信視聴 SMEサイト「モリッチ」
5 鑑賞 受信視聴 音楽映像・ゲーム サイト「Show Time」にアクセス、視聴。音楽プロモーションビデオ、映画、ゲーム、有名アーティストのライブ映像 楽天、有線ブロード共同
02年2月1日開始
6 鑑賞 オンデマンド受信 音楽映像 サイトにアクセス、音楽ビデオ・ネットラジオを視聴音楽視聴、ダウンロード、アーティストのインタビュー、写真、チャート情報、アルバムのレビュー視聴 米Yahoo!「LAUNCH」サイト
7 鑑賞 受信試聴 音楽 会員制サイトにアクセス、音楽試聴、ダウンロード、CD焼き付け実施 ソニー他「プレスプレイ」
8 鑑賞 ストリーミングで受信視聴 音楽映像 アーティストの音楽ビデオ、インタビュー映像をストリーミング方式で受信視聴 SME会員制「モリッチクラブ」
9 鑑賞 サイトから受信、試聴 音楽 サイトから音楽を受信、試聴。ロック、J-POP、ジャズ、クラシックなどの総合音楽サイト テレビ朝日サイト「m10.tv」
10 鑑賞 配信画像をSTB使いTV表示 カラオケ画像 ADSL回線でSTBにビデオやカラオケ画像を配信、TVに表示。通信カラオケのエクシングのコンテンツ利用 キューピー来年1月開始
11 鑑賞 受信視聴 韓国テレビ番組 韓国テレビ放送局の番組を受信視聴 シーエヌアイ、NTT-ME
「GoLMTV」
12 鑑賞 番組受信視聴 放送特別番組 サイトにアクセス、番組受信、視聴 ジェトロ、朝日ニュースター・MXTV
13 鑑賞 サイトから受信視聴 放送番組、ドラマ、映画、アニメ サイトから受信、視聴放送番組の人気ドラマ。映画、アニメなど フジテレビ、TBS、テレビ朝日
02年春開始
14 鑑賞 オンデマンド受信視聴 声優トーク サイトにアクセス、人気アイドル声優によるトーク番組を視聴 AII、キャラクター&アニメ
「声優Wave]
15 鑑賞 オンデマンド ストリーミング受信、視聴
アイドル動画
サイトにアクセス、オンデマンドでストリーミング方式で受信、視聴 3分程度のアイドル画像
ホリプロ、ビーバット
「ネットティービー」
16 鑑賞 受信視聴 アニメ サイトにアクセス、アニメ番組を視聴 キングレコード、エイベックスライコス、ソニー
17 鑑賞 ストリーミング受信視聴 ファッションショー商品、ドキュメンタリー サイトからファッションショーの模様をストリーミング受信、視聴。グランプリ獲得デザイナーのドキュメンタリー視聴、商品取引なども coromo.com「Neo-color」
18 鑑賞 サイトから受信視聴 ライブ映像 FWA+光ファイバ経由でサイトにアクセス、受信視聴ライブ中継、SFドラマなど NTT「Biportable」
19 鑑賞 サイトから受信視聴 音楽ライブ サイトから受信、視聴。音楽ライブ中継など動画番組 NTT、エフエム東京「ティーエフエムインタラクティブ」
20 鑑賞 受信視聴 映画 サイトから映画を受信、視聴。ネット向けと劇場向け双方のストーリーを補完することで謎が判明するという試み。映画「シンクロニシティーフェアーリーテイル」 AII、アスキー
21 鑑賞 ストリ−ミング受信、視聴 映画 サイトからストリーミング方式で受信、再生、視聴。映画の予告編、制作・撮影ビデオ、インタビュー、短編映画など エキサイト「エキサイトシネマ」
22 鑑賞 サイトからストリーミング受信、視聴、VOD方式 音楽、映画 サイトからVOD方式で音楽・映像をストリーミング受信再生、視聴。名作映画、アイドルビデオ、ポップス、クラシックなど5000タイトル超、名作映画約600タイトル、音楽は邦楽中心に4000タイトル超 NTTコム「Arestar MUSIC&VIDEO」
23 鑑賞 受信視聴 映画情報番組 サイトにアクセス、映画情報番組を受信、視聴 カミングスーン
24 鑑賞 サイトから受信視聴 歌手・映画情報 サイトにアクセス、受信視聴。歌手のプロモーションビデオ、映画の予告編など約500コンテンツ イーストクリエイティブ「イーストエンタテインメント」
25 鑑賞 サイトから受信視聴 SFテレビドラマ サイトにアクセス、受信視聴 ギャガ
26 鑑賞 サイトからストリーミング受信、視聴 短編ドラマ広告 サイトから短編ドラマをストリーミング受信、視聴。途中に広告挿入 ウェブドラマコムサイト「ウェブドラマ」
27 鑑賞 STB経由TV画面にストリーミング受信 レンタルビデオ ADSL経由でSTB−TV画面にストリーミング再生。レンタルビデオ・オンラインサービス ライトネット2002年開始
28 鑑賞 サイトから受信視聴 映像作品 サイトから受信、視聴アカデミー賞作家を始め、国内外の選りすぐり映像作品。無料 openArt
29 鑑賞 サイトから受信視聴 演劇の舞台作品映画、バラエティ、ネットゲーム サイトから受信、視聴。TVで放送されない演劇の舞台作品、映画、バラエティ番組、エンタテインメント番組、ネットゲームなど ZAQ、JMN(CATV神戸)「JMN BB Channel」
30 鑑賞 サイトから受信視聴 映画 インターネット上の仮想映画館にアクセス、閲覧料を払って視聴アカデミー監督部門受賞「トラフィック」のテレビドラマ版6話 ニフティ、日本ヘラルド「シネプレックス@ニフティ」
31 鑑賞 受信視聴 映画 サイトにアクセスし短編映画を視聴 セガ劇場公開併用、来年度中
32 鑑賞 ストリーミング受信・視聴 短編映画 短編映画をストリーミング方式で受信、視聴 ポニーキャニオン
「OneDayVision」
33 鑑賞 サイトから受信
視聴
ドラマ
サイトにアクセス、視聴。Webドラマ(1話10分、全10話)
TTNet、オメガプロジェクト
34 鑑賞 サイトから受信視聴 ルーブル美術館所蔵作品の画像 サイトから受信、視聴ルーブル美術館所蔵作品などの画像コンテンツ NTT、シャープ、大日本印刷
35 鑑賞 サイトから受信視聴 スポーツ映像 サイトにアクセス、視聴。スポーツ映像(セリエA、FISワールドカップスキー) ライバルズ「BroadBand Rivals」
36 鑑賞 オンデマンドストリーミング受信、視聴 スポーツ番組 サッカー欧州クラブ選手権、全米オープンテニス2001、ボクシング番組などをオンデマンド方式でストリーミング受信、視聴 WOWOW、ニフティ、NECドリームネット、松下、ぷらら、AII、NTT
37 鑑賞 街頭大型ビジョンマルチキャスト イベント 全国23個所の街頭大型ビジョンに衛星経由でイベント映像を配信中継車で各種イベントを撮影、スカパー放送センターに伝送、衛星経由で一斉配信 スカイパーフェクトTV
38 鑑賞 受信視聴 電子書籍
音楽CD
サイト「e-Bookストア」にアクセス、電子書籍・音楽CDを視聴。書籍はアドビの読書ソフトをダウンロードして使用 アマゾンジャパン
39 鑑賞 受信閲覧 電子書籍 PDA向け電子書籍をサイトから受信、閲覧。文芸、情報技術、ビジネス、娯楽、雑誌など MCJ、新潮社、文藝春秋、講談社、集英社など20社サイト「PDABOOK JP」
40 鑑賞 サイトにアクセス場面指定、視聴、双方向通信 フットサル映像 サイトにアクセス、フットサルのリーグ戦の動画コンテンツを、双方向で視聴。シュートシーンや特定選手のプレイなど見たい場面を指定可能 スピードネット「play on search SOCCER」
41 監視
鑑賞
受信閲覧 カメラ撮影像 185°魚眼レンズ付き固定デジカメ2台で360°全方向の画像を5秒おきに更新取り込み、工場監視・介護施設での見守り・観光エリア紹介などに適用 高知工科大開発、来年初商品化
42 監視 受信閲覧 留守宅画像 留守宅のカメラ画像をサーバーに自動送信、外出先からインターネット経由で閲覧する家庭用遠隔監視に適用 アイベックスセット価格30万円PHS回線利用
43 監視 受信閲覧 カメラ画像 ネットカメラによる分譲マンション共有空間の画像を受信、閲覧。警備会社、入居者による遠隔監視 日商岩井不動産。CCDカメラ、HDD、サバーを組み込み
44 災害対策 特設公衆電話から衛星経由で情報送受信 災害情報 地震・豪雨など大規模災害時、避難所の特設公衆電話から衛星経由で被災地外の電話局ーネット接続する。接続ボックスとポータブル衛星アンテナで構成、避難所に簡単に設営。PC14台を同時接続可能 NTT西「インターネットアクセス ステーション」
45 災害対策・遠隔医療 衛星/VSAT間双方向通信 災害情報医療画像 通信衛星(スーパーバードB号)と複数の小型地球局(VSAT)でネットを構成、過疎地・離島と都市を結ぶ災害対策・遠隔医療システム「IP-CAST」。車両型移動地球局も可能。下り45Mbps/上り3Mbps 正興電機、テレマン共同
46 監視 端末データの送受信 デジタルデータ温度、圧力など 山間地の気象データ採取機器類の監視計測システム。温度計・圧力計などの機器類のデータ(異常値)を工業用移動通信機を介してPCに受信、監視員が異常発生を認識。養殖場管理、独居老人の安否確認に用途 タダノ(高松)「e-EnSoku」
47 コミュニケーション テレビ会議多地点接続 相手の顔、会話、資料 IP-VPNやADSL回線と会議端末を接続、常時利用で会議室予約不要。IP-VPNはLAN経由で会議端末に接続、ADSLは直結 NTTフェニコム
48 ビデオ通信 テレビ電話・会議 映像・音声データ 友人や家族、事業所などの間で映像や音声による双方向のやりとりを行う。テレビ電話・会議が可能 NTT東「フレッツコネクト」
49 チャット ピアツーピア方式のPC-TV電話 会話、データ ビデオカメラ、マイクなどをセットにした「Vchat」を使い、サーバーを介さずにPC同士を直接接続、データをやりとりするピアツーピア方式。1グループ最大10人で利用可能。LAN接続も可能 ジャパンメディアシステム「ビデオチャットサービス」
50 チャット 双方向通信 相手の顔、会話 同時に最大12人がネット上で互いの顔を見ながら会話するビデオチャット。小型カメラ、マイクをPCに接続、ダウンロードソフトを使用 ガイアックス、ドリームワン

51

コミュニティ 情報発信メッセージ交換 情報メッセージ 専用ソフトを端末にインストール、サイトで自分の興味あるテーマのサークルを作り、情報発信やメッセージ交換を行う。フォーラムなどに利用 NTT-X「gooサークル」
52 コミュニティ 双方向通信 画像・音声 PCカメラ、マイク、スピーカー接続PCを使い、サイトにアクセス。約60カテゴリのコミュニティから選択、通話相手と双方同時に描画、画像ファイル表示、相手PC遠隔操作、チャットを行う エイネット「FreshVoiceVversion」
53 オンライン会議 マルチキャスト双方向通信 PC画面情報マルチメディア 拠点設置のキャッシュ機能付き交換機により、PC画面情報を会議参加者にマルチキャスト、ドキュメント・音声・ビデオを使うマルチメディア会議に適用 サイバネットシステム
54 コミュニケーション、チャット テレビ電話 会話、占い、買い物、カラオケゲーム、講演 簡易型デジカメ、イヤホンマイクを取り付け、9人を相手にテレビ電話会議、チャット、ゲーム、アイドルとの対話、対面販売、カラオケ、ゲーム、講演、ショッピング、映画紹介などを行う タイトーサイト「ブロードTV」
55 教育 ASP型 提供のe-ラーニング プラットフォーム e-ラーニングのプラットフォーム(LMS)によりコンテンツ稼動、受講生の履歴、進捗管理を行う。すべてのコンテンツ、人材管理データベースを一元処理 米サバ社、グローバルナレッジネットワーク「Saba Learning」
56 教育 オンデマンド受信視聴 生涯学習講座 早稲田大学オープンカレッジの人気講座6と法学部のテーマ公開講座をオンデマンドで受信視聴。文学、史学、法学、日常生活に密着した講座。1講義60〜90分、5〜10回 AII、早稲田大学ラーニングスクエア
57 教育 オンデマンド受信視聴 大学授業 大学授業内容の一部をオンデマンド受信、視聴。インターネット授業で単位取得(同時双方向のテレビ会議システムによる遠隔授業を推進:岐阜県) AII、国際ネットワーク大学コンソーシアムの共同授業
58 教育 受信学習 教育講座 サイトにアクセス、教育コンテンツ受信、学習。受講者各人に担任がつくパソコン入門、MOUSE対策、TOEIC対策、英語リスニングなど7講座47コース。オプションの個別指導はメールや電話指導 関西マルチメディアサービスワオコーポレーション「BBschool!WAO!ZAQ」
59 教育 受信、学習 英語学習講座 サイトにアクセス、英語学習講座を受信視聴 アルク 「eマラソン」
60 教育 受信、学習 大学講義 サイトにアクセス、大学講義映像を受信、視聴。「国際ネットワーク大学コンソーシアム」事業の一部。文部科学省は大学設置基準を改正、ネット遠隔講義も単位として認可 岐阜大、岐阜経済大02年から本格開始
61 教育 サイトから受信
視聴
英語学習番組
ネット放送局を通じて番組を視聴、ダウンロード、1番組60分程度で1ヶ月ごとに3〜5番組 「アルクオンラインセミナー」
インプレス、アルク
「インプレスTV」
62 レッスン サイトから受信、視聴。 ギターレッスン サイトにアクセス、受信視聴。 アトスインターナショナル
63 教育 サイトの仮想教室と双方向通信 講義 サイトの仮想教室の黒板に講師が文字などを書き込むと、生徒側のPC画面に反映。電子掲示板によるチャット、講師への音声質問が可能。NTTコムのオペレータによる講義サポートもある。 NTTコム「eレッスンスクエア」ASPサービス
64 ライブ配信 スタジオからストリーミングでライブ配信 ライブ ネットライブ配信スタジオからストリーミング方式でライブ配信。利用者は出演者や映像・音声素材をスタジオに持ち込み、ライブを構成サイトを通じて配信。機材やオペレータはスタジオが提供 NTTコム「ネットキャストステーション」「ストリームナビ」
65 映画配信 映画館の受信サーバーにデジタルデータ配信 映画データ データセンターの映像蓄積サーバーから光アクセスラインで、映画館の受信サーバーにデジタルデータの映画を配信、映画館では特殊プロジェクターで映画を上映。映像データ約59GBを1時間で配信 NTT西、伝送速度1Gbps
66 ソフト利用 サイトからソフトをダウンロード パソコンソフト サイトからパソコンソフトをダウンロード、使用ATOK14、ウィルスバスター2001、スグレモ3など80社が約150本提供 コンピュータウェーブ
67 ソフト利用 CATVオンライン ゲームソフト CATVでゲームソフトを受信、少しづつデータを取り出しながらゲーム、ダウンロードしない。 関西マルチメディア
68 ソフト利用 サイトから受信
プレイ
オンラインゲーム
サイトにアクセス、オンラインゲームソフトをダウンロード、プレイ 「エランシア」「風の王国」「Quizquiz」「闇の伝説」「タクティカルコマンダー」
@nifty、ネクソンジャパン
69 企業間EC 受信閲覧 工事図面 サーバーにスキャナー読み取りの工事図面を格納、工事会社はダウンロードし、見積に利用 東急建設、OCIネットワークシステム
70 音楽スタジオ 双方向通信、音楽セッション 音楽 インターネットを通じ音を重ねる形で音楽セッションを行う音楽スタジオに適用。メンバー検索、チャット機能付 リットーミュージック「ASTRO SESSION」
71 ソフト利用 サイトを通じオンライン対戦 ゲーム 国内外のゲーム会社から集めた130種類のゲームを受信実行、またはオンライン対戦。花札、パズル、RPGなどゲーム専用サイト利用 NTT-X 「gooGame」「グーゲームフォーフレッツ」ゲームオン、ツイムネット
72 ソフト遠隔利用 専用サーバーにアクセス、ソフト利用 各種ソフトゲーム、ワープロ サイトの専用サーバーにアクセス、格納された各種ソフトを遠隔利用。ゲーム、ワープロなどのソフト使用に毎月一定額の費用を支払う。パッケージソフトを購入・設定する手間が省ける 4Dネット、東急電鉄
73 広告制作管理 広告データの送受信 広告データ 広告データをネット上でやりとりし、進捗状況を一元的に管理する「デジタルアセット統合管理サービス」画像などのデータサーバーをNTT東に設置、VPNで送受信 博報堂、アドダム
74 分散コンピューティング 多数PCの処理能力結集 計算結果 多数のPCをブロードバンドインターネット接続し、1台のスーパーコンピューターと同じ処理を行う。バイオ、物理計算、設計、金融工学、CGレンダリング NTTデータ、インテル日本、SGI、100万台PC実証実験
75 分散コンピューティング 多数PCの処理
能力結集
計算結果
ネットでつないだ数万台のPCに仕事を振り分ける「グリッド」技術で、 電子商取引システム、医薬品開発などへ応用
経産省、大学、 コンピュータメーカー、 03年春専門施設完成
76 メーキャップ サイトから受信視聴 メーキャップ映像 サイトにアクセス、受信視聴有名メーキャップアーティストによる「メイクコーナー」、各種インタビュー、環境映像、音楽など 東京コンテンツ研究所「パナパナクリ」
77 タウン情報取得 GPS対応携帯電話で受信閲覧 タウン情報 GPS対応携帯電話でタウン情報を受信閲覧。無料のタウン情報誌と連動。ユーザー位置、周辺地図、飲食店、ショップ、銀行、郵便局などの情報閲覧 東芝、KDDIサイト
「eznavigation」
78 コミュニケーション 受信閲覧 メッセージ PCによるメッセージ交換時、様々なキャラキターが登場し、内容に合わせ動作を交えて伝達 講談社、秋田書店、手塚プロダクション他「CZ-1プロジェクト」
79 地域限定広告 受信閲覧 商品情報 ホームページで対象地域の郵便番号を入力、当該地域スーパー、衣料品店などの日替わり特売、飲食店情報。受信閲覧地域や時間ごとに細かく内容を修正、チラシ並みの機動性 大日本印刷サイト「オリコミーオ!」
80 旅行情報取得 ストリーミング受信視聴 旅行情報 旅行や航空機関連の情報番組を、リアルタイム及びオンデマンドストリーミング受信・視聴 JAL、NTT「JAL TVチャンネル」
81 ショッピング TVショッピング番組受信、視聴 ショッピング番組 サイトにアクセス、TVショッピング番組受信、視聴 AII、プライム「プライムブロードバンドショッピング」
82 広告情報 サイトからストリーミング受信再生、視聴 広告映像 サイトにアクセス、ストリーミング方式で受信再生、視聴。視聴者の登録情報と広告主のターゲット情報をマッチング、視聴者の嗜好に合った広告を選択して個別に挿入。広告により有料コンテンツを低額化 インタービジョン「PaSaTa」
83 広告情報 サイトからコンテンツ受信中に挿入視聴 広告映像 サイトにアクセス、コンテンツ受信中に動画広告を視聴 ダブルクリック、Jストリーム
84 ショッピング 受信視聴 商品画像 サイト「楽天TVショッピング」にアクセス、視聴CS放送「楽天市場TVショッピング」をネット用に編集 楽天「楽天TVショッピング」
85 ショッピング サイトから受信視聴 商品説明映像、音声 サイトにアクセス、店員による商品説明(映像・音声)を受ける。ビデオの作品内容の一部動画紹介もある ネットプライスサイト「BRO-ON」
86 生活情報 受信視聴 食・趣味関連画像・音声 「食」「趣味」等テーマ特化生活情報をサイトから受信視聴。料理(レシピ、技術)、グルメ(レストラン、ワイン)、趣味(DIY、ガーデニング)、ペット(紹介、買い方) AII、IMAGICAサイト
「Eat&Life」
87 業界情報 サイトから受信視聴 BB業界最新情報 サイトから受信、視聴。ブロードバンド業界を中心に、ビジネス、テクノロジー、トレンドの最新情報メルマガ、イベント、セミナー、映像も含む チアーズ、ソフト産業プラザ
88 商品紹介 双方向通信 商品画像音声紹介 中高年向け雑誌と連動した番組の視聴、商品販売、マーケティング 小学館、東芝、ADK雑誌サライ、BE-PAL,商品紹介誌ラピタ
89 位置情報取得 専用端末で受信 位置情報 GPS衛星で位置特定、専用端末で利用者の位置、周辺情報検索、第三者への位置通知移動ルート確認などを行う NTTドコモ「DLPサービス」
90 車内ネット 車載端末と3G携帯ネットワークで送受信 ネット情報メッセージ 車載端末と3G携帯電話ネットワークを使い、データーを送受信。交通情報、天気、株価、ニュース、音楽、道路地図取り込み、メール、PCや携帯電話との情報交換など。音声操作機能。「GAZOO」とも連動 トヨタ、02年中頃
91 行政手続き 手続きデータ送受信 行政手続きデータ 行政総合窓口のHPにアクセス、手続きデータ送受信(ネット手続き)(例)旅券、住民票写し交付、戸籍謄本・抄本交付、保育申請、国民年金や介護の手続き、料金決済、企業の所得税・法人税・消費税申告、納税 総務省、国・地方自治体「電子政府・電子自治体」03年までに全申請の95%
92 行政サービス 問合せ・要望を送信、回答受信 質疑応答のメッセージ 電子メール・行政HP書き込みによる市民からの問い合わせを、庁内イントラネット経由で担当部署に振り分け、回答までの各段階での所用日数をリアルタイムで把握、担当者が迅速に回答 日本IBM、市川市
93 国会情報 サイトから受信、視聴。ビデオチャット送受信 国会審議 サイトにアクセス、受信視聴。ビデオチャット付き シーネット「国会TV」
94 国会情報 サイトからストリーミング受信、意見交換(双方向) 国会審議チャット サイトから国会TVの一部をストリーミング受信、政策や政治家の発言に対してチャットなど双方向で意見交換 エーアイアイ、
ウェブハットコム
95 海外ニュース ネットラジオ 年末年始のアジア風景 ネットラジオサイトから海外ニュースを受信試聴。年末年始アジアの風景(韓国、香港、台湾、フィリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシア、オーストラリア) NNAサイト[Global Communities」
96 ニュース視聴 受信視聴 ニュース画像 民放キー局のニュースサイトにアクセス、受信視聴 TBS、フジ、日本TV「News i」「NNN24」
97 個人放送局 ライブ放送、オンデマンドストリーミング配信 ビデオ・オーディオ放送 PCカメラ・マイクを使い、個人放送局を構成、ライブ放送やオンデマンドストリーミング配信を行う。ビデオ・オーディオ放送、テキストチャットの組み合わせ ライコスジャパン「LYCOSマイブロード キャスター」
98 ネット放送局 格納ファイルとライブ映像の組合せで番組編成 編成されたライブ映像 サーバー上に保存したオンデマンドストリーミングファイルと新たなライブ映像を組み合わせた番組を編成、インターネットで放送 Jストリーム、Channel Scheduler 24、ASPサービス
99 ネット放送局 放送受信、視聴者参加 アイドル育成番組、チャット番組 視聴者参加型の「アイドル育成番組」や生放送中に出演者と会話できる「チャット番組」他6番組を受信、視聴 ホリプロ「Net-Tv」
101 デジタル放送 衛星経由CATV 衛星デジタル番組 W杯など話題のデジタル番組を衛星経由で全国CATV会社に送信、CATVで視聴。CS,BSデジタル放送向け番組のパッケージ化衛星「スーパーバードC号機」 番組配信センター(宇宙通信出資会社)
102 検索
サイトにアクセス
検索、プレビュー
ブロードバンド
コンテンツ一覧
サイトにアクセス、領域ごとに星が集まった宇宙空間画面から特定領域、 を選択、小さなコンテンツ画像のプレビュー映像、週間ランキング結果から コンテンツを選択、全画面で高精細映像を再生
NTT、東京ニュース通信社
103 電子ポスト 電子メール、紙に変換されるメッセージ送受 郵便物 電子ポスト「POSTUB」にメッセージ送信、自動的にセキュアな電子メールや手紙に変換され、受け取り人に配達。媒体は電子メディア、紙いずれかを選択 野村総研、総務省、企業共同の社会実験



宇宙開発事業団のホームページ/プレスリリースに、超高速インターネット衛星のパイロット実験の内容が掲載されていますので、ご参照ください。
http://yyy.tksc.nasda.go.jp/Home/Press/j/2002/200201/snet_020125_j.html
[通信衛星を利用した、島嶼・山間地域等における高速インターネット環境構築に係る共同研究の実施について]

http://yyy.tksc.nasda.go.jp/Home/Press/j/2002/200201/mirai_020116_j.html
[通信衛星を利用した日本科学未来館の遠隔学習の実施について]

上記について、日経コミュニケーションのWebサイトに解説記事が掲載されていましたのでご紹介します。
http://www4.nikkeibp.co.jp/NCC/news_top10/f_ncc2699.html

宇宙開発事業団が衛星高速ネットの実験 ディジタル・ディバイドの解消を狙う

 宇宙開発事業団(NASDA)は1月25日,衛星を利用した高速インターネット接続環境の技術開発と実証実験を,衛星通信事業者のJSATと共同で開始したと発表した。JSATの通信衛星「JCSAT-4A」回線で実験システムを構築。衛星インターネットの使い勝手を高める技術の実証実験にあたる。

 実験では,IPアドレスなどインターネット接続に関する各種の設定を自動化し,ユーザーが受信アンテナを設置するだけで衛星インターネットに接続できる環境を整える「衛星リソース割り当て技術」の実用性を検証する。このほか,ユーザー宅からインターネットへデータを送信する上り回線にも衛星回線を利用する,双方向衛星通信システムの研究を予定している。

 NASDAがこうした実験に取り組むのは,山間部など過疎地域での高速インターネット環境の整備を,広域性や同報性に優れた衛星通信でカバーするため。NASDAは現在,インターネット接続用の通信衛星「超高速インターネット衛星」(WINDS:wideband internetworking engineering test and demonstration satellite)の技術開発を進めている。e-Japan戦略の実行計画である「e-Japan重点計画」でも,WINDSを2005年までに打ち上げ,2010年をめどに実用化することが盛り込まれている。

 ただし,こうした取り組みが実際にサービスに発展するかどうかは不透明。打ち上げ時期が2005年と遅い点に加え,衛星の回線容量の問題もある。これまでに複数の事業者が衛星インターネット接続サービスを提供してきたが,ユーザー数が増えるにつれて回線容量が不足。スループットが低下し,サービス中断に追い込まれている。人口過疎地域にユーザーを限定したとしても,日本全国での利用となれば相当なトラフィックになる。WINDSが十分な帯域を備えることが前提となる。




 

[超高速インターネット衛星ニュース記事]

総務省、衛星使い高速ネット・2010年実用化

 総務省は通信衛星を使い光ファイバー並の高速インターネットを可能にする人工衛星開発に乗り出す方針だ。動画像を円滑に送り、月額3000円程度でサービス提供できるよう通常の衛星開発に比べ半分近い300億円で開発する予定。2010年の実用化を目指す。

 通信衛星の開発方針は「高度情報通信ネットワーク社会の形成に向けた宇宙通信の在り方に関する研究会」がまとめ、来週に公表する。2003年度から開発に着手し、2005年度中の打ち上げを目指す。

 衛星ネットは家庭用の通信衛星(CS)アンテナを立てるだけで、毎秒150メガビット(メガは100万、ビットは情報量を表す単位)の超高速ネットが利用可能になる。中古マンションなど光ファイバーの敷設が事実上できない建物でも簡単に超高速ネットを利用できるようにする。開発する衛星では安全性・信頼性が高い次世代のネット通信手順「IPv6」にも対応する計画だ。

[2月6日/日本経済新聞 朝刊]


宇宙事業団へ不正アクセス、他社の衛星情報入手

 宇宙開発事業団が2005年に打ち上げる超高速インターネット衛星をめぐり、衛星メーカー大手NEC東芝スペースシステム(本社・横浜市)の社員が、事業団のコンピューターに不正侵入し、機密情報を入手していたことが13日明らかになった。 事業団は、同社に対し1か月間の指名停止処分を下すとともに、調査チームを発足させ、侵入を可能にした原因の解明と対応策の検討に乗り出した。

 事業団によると、不正アクセスが行われたのは、昨年12月12日。超高速インターネット衛星は、NEC東芝スペースシステムとライバルの三菱電機(本社・東京)が分担受注しており、共に事業団の情報システムを利用していたが、他社が扱う部分の情報は見られない仕組みになっていた。 しかし、システム社の社員の1人が、三菱電機側のパスワードを推測し、同社と事業団の担当者しかアクセスできない部分に不正侵入した。

 この部分には衛星部品の技術評価をした文書などが収められており、三菱電機にとっては重要な機密情報。この社員は、これらの情報を盗み見るとともに、不正にアクセスできることを、メールで複数の関係者に知らせたため、翌13日に不正アクセスが発覚したという。計4人が侵入したとの情報もある。 社員の産業スパイまがいの行為は、明らかに不正アクセス禁止法に違反しているが、事業団は実害は起きていないとして、刑事告訴は見送る方針。

 事業団は、来年初めに、厳重な情報管理が必要な情報収集衛星の打ち上げを控えている。システム社の社員は「自分のパスワードの一部を少し変えただけでアクセスできた」と話しているといい、事業団の管理の甘さも問われそうだ。 文部科学省は、機密情報が漏れたことを重大視し、情報管理徹底の指導に乗り出している。

 NEC東芝スペースシステムは日本電気と東芝の合弁会社で、昨年4月に設立。システム社は「不正アクセスは事実であり残念。ご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪している。
 超高速インターネット衛星は、光ファイバー並みの速度で通信できる世界最高水準の衛星通信ネットワークの構築を目指して、打ち上げが計画されている。

(2月14日/YOMIURI On-Line)



[利用アイデア提案について]

(2002/02/25発行)
 超高速インターネット衛星利用アイデア募集にご協力いただきまして、ありがとうございました。
 事務局で総合的に検討した結果、利用アイデア提案として下記のテーマで資料を作成し、提出することにしました。

     提案テーマ:「超高速インターネット衛星利用における小型地球局−衛星間の多元接続実験」


 上記のテーマ以外の利用アイデアにつきましては、申し訳ありませんが提案元から直接、宇宙開発事業団へご提案していただきますようお願い申し上げます。なお、宇宙開発事業団への提案締切は平成14年3月31日となっています。

 「お知らせ」    (2002/03/26記)

  宇宙開発事業団への提案締切は平成14年6月28日に延期されました。利用アイデアをお持ちの方は宇宙開発事業団へご提案していただきますようお願い申し上げます。



[平成14年度i-Spaceパイロット実験新規テーマ募集]

 (2002/05/22発行)
 宇宙開発事業団(NASDA)ホームページに、[平成14年度i-Spaceパイロット実験新規テーマ募集]に関する下記のプレスリリースが掲載されました。

i-Space利用実験計画に係る平成14年度パイロット実験テーマの募集について

平成14年5月20日
宇宙開発事業団


 宇宙開発事業団(NASDA)では、宇宙インフラの開発・利用を通じて、これからのIT社会に貢献するための「i-Space利用実験計画」を進めています。
 「i-Space利用実験計画」は、現在開発中の技術試験衛星VIII(ETS-VIII)及び超高速インターネット衛星(WINDS)並びに研究中の準天頂衛星システム等を用いて、超高速のマルチキャストサービスやインターネット、教育、医療、災害対策、高度道路交通システム等の幅広い分野における衛星利用のための技術開発や実証実験を関係省庁、民間等と共同で行う計画です。
 NASDAは、「i-Space利用実験計画」の下で、平成13年度からパイロット実験として医療・教育分野等、様々なアプリケーション分野において計9件の実験を実施してきましたが、平成14年度につきましても、現在開発中のETS-VIII及びWINDSの利用実験に向けたパイロット実験テーマを募集し、その中から選定されたテーマを提案者と共同実験として実施していく予定です。
 募集の概要は以下のとおりです。

募集期間 平成14年5月21日から6月28日
申込締切 平成14年6月28日必着
募集概要ページ 平成14年度 i-Spaceパイロット実験新規テーマ募集

添付1:平成14年度i-Spaceパイロット実験新規テーマ募集について

関連ページ:i-Space利用実験計画


問い合わせ先:
 
宇宙開発事業団
 広報室
 TEL:03-3438-6107〜9

平成14年度i-Spaceパイロット実験新規テーマ募集について

1.平成14年度i-Spaceパイロット実験新規テーマ募集の概要

 宇宙開発事業団(以下「事業団」といいます。)は、宇宙インフラの開発・利用を通じてこれからのIT社会に貢献するための、「i-Space利用実験計画」を開始しています。
 本計画では、現在開発中の技術試験衛星VIII型(ETS-VIII)、超高速インターネット衛星(WINDS)、研究中の準天頂衛星システム等を用いて、超高速のマルチキャストサービスやインターネット、教育、医療、災害対策、高度道路交通システム(ITS)等の幅広い分野における衛星利用のための技術開発や、実証実験を関係省庁・民間と共同で行うi-Space利用実験とその前段階として、現在開発中のETS-VIIIとWINDSの利用実験に向けた準備としてのi-Spaceパイロット実験を行うこととしています。
 平成13年度には医療・教育等のさまざまなアプリケーション分野において、計9件のパイロット実験を募集・選定、実施を開始し、実験を行っています。
 平成13年度に引き続き、平成14年度のi-Spaceパイロット実験新規テーマ募集では、ETS-VIIIとWINDSの利用実験に向けた準備として、それらの特徴を活かせる実験案を募集します。以下は基本的な考え方です。

  • ETS-VIII又はWINDSの利用を通じて実用化につなげることを目指す実験案(開発衛星の利用から実用化シナリオにおけるパイロット実験の意義付けが明確である実験案)を募集します。
  • 実施中の9件の実験成果を新規実験や実用化に活かすことができる実験テーマを募集します。(例えば、Ka帯通信端末,IPv6機器,デジタル・デバイド解消機器を新規実験で利用して実施中の実験内容を更に発展させる等)
  • 開発衛星の利用可能性やアプリケーション分野を幅広く開拓するため、アプリケーション分野の重点化は行いません。
  • 海外を実験実施場所とした実験案(海外実験)も募集対象とします。(前回は国内実験のみ)
  • 事業団との共同実験として実施することから、実験提案内容について、事業団と応募者が共同で具体化することとします。(第一次審査通過テーマのみ)
  • 実験期間は原則2〜3年程度で、1年毎の評価で継続を審査します。

    2.応募資格

     応募者は、以下の要件を満たしていることが必要です。

  • 日本の機関・法人・団体又はそれらに所属していること。(海外実験の場合も同様)
  • 各実験分野において、実験を行う基礎的な技術能力を有すること。
  • 実験の実施主体として、人員・組織等の適切な体制を組める能力を有すること。
  • 共同研究者としての応募者側役割部分に係る経費負担が可能なこと。

    3.募集の概要

    募集期間 2002年5月21日-6月28日(必着)
    募集要項 「平成14年度 i-Space利用実験計画に係るパイロット実験テーマ募集のご案内」
    応募書類 「平成14年度i-Spaceパイロット実験新規テーマ提案書」(4ページ)
    応募方法 応募書類に必要事項を記入、捺印の上事務局まで郵送ください。
    お問い合わせ先    宇宙開発事業団
    衛星総合システム本部 衛星ミッション推進センター 内
    「平成14年度 i-Spaceパイロット実験募集事務局」
    〒105-8060 港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル27階
    電話:03-3438-6263 FAX:03-5402-6517
    e-mail:sat_mission.nasda@nasda.go.jp
    参考資料 ETS-VIIIの概要」PDF 1.4MB、
    WINDSの概要」PDF751KB 、
    平成13年度パイロット実験概要」PDF 2.3MB

     募集要項や応募書類、参考資料は「平成14年度 i-Space新規パイロット実験テーマ募集ホームページよりPDFファイルフォーマットにて入手できます。PDFファイルをプリントアウトしてご利用できない方は、上記の「平成14年度 i-Spaceパイロット実験募集事務局」宛てに郵送、E-メールにて請求下さい。郵送、E-メールにて請求の場合は、差出人所属先、住所、氏名、役職、電話番号、メールアドレス、希望書類の明記を願います。


    平成13年度パイロット実験実績概要

    平成13年度においては、計35件の実験提案の中から9件を選定し、現在それらを実施中です。 

    (分野 平成13年度パイロット実験テーマ)

    ・通信ネットワーク技術分野 IPv6マルチキャスト配信(同報性に関する実験)

    ・Ka-Band通信衛星を利用した高速インターネット接続環境構築に関する研究開発

    ・国土管理・災害監視分野 衛星航空通信によるリアルタイムデータ伝送

    ・被災地との緊急連絡や医療等サービスにおける衛星利用の有効性と要求条件のとりまとめ

    ・学術・教育分野 屋外の学習環境と教室を結ぶフィールド教育

    ・医療・福祉分野 モバイル・ホスピタル(移動病院)

    ・在宅医療(モバイル診察室、病室)とモバイル・ホスピタルへの利用実験

    ・情報化推進分野 超小型地球局を用いた無線インターネット技術とこれを利用したデジタルデバイド解消の可能性に関する実験

    ・海洋における大容量リアルタイム通信技術による「深海底からの科学教室」

    現在実施中の実験の詳しい内容は、参考資料3 「平成13年度パイロット実験概要」、及びi-Spaceホームページ (http://oss1.tksc.nasda.go.jp/smpc/i-Space/experiments/pilot.htm)をご参照ください


    [関連ニュース記事」

    宇宙開発事業団 衛星ネット実験で民間の参加募集

     宇宙開発事業団(NASDA)は21日、同事業団が開発中の技術試験衛星や超高速インターネット衛星を使った「i-Space利用実験計画」で、民間からのパイロット実験参加の募集を始めた。6月28日まで。

     実験は開発中の技術試験衛星VIII(ETS-VIII)や超高速ネット衛星(WINDS)などを使い、超高速のマルチキャストサービス、ネット、教育、医療、災害対策、高度道路交通システムといった幅広い分野で衛星利用するためのもの。

     NASDAは、これまでにi-Space利用実験計画を医療・教育など計9件について実施してきた。募集するパイロット実験は、2005年度以降に実施される、WINDSの利用実験環境に近い超高速通信環境を、既存の商用衛星(スーパーバードB2号機)を使って構築することを目的としているという。実験はアウトバンド約100Mbps、インバンド約2Mbpsの高速IP回線で結んで行う。

    (5月21日/Mainichi INTERACTIVE)


    NASDA、超高速インターネット衛星の実験テーマを公募

     宇宙開発事業団(NASDA)は21日、「超高速インターネット衛星(Wideband InterNetworking engineering test and Demonstration Satellaite:WINDS)」を見据えた事前実験の新規テーマについて公募を開始した。

     NASDAは関係省庁や民間企業と協力して、衛星インフラをIT社会に活用するための「i-Space利用実験計画」を進めている。WINDSは2005年にも打ち上げを予定しているもので、直径45cm以下の地上アンテナで155Mbpsの伝送速度を実現するという。約5年間にわたって実用化へ向けたを実験を行なった後、2010年を目処に実用化する計画だ。

     これに先立ちNASDAでは、既存の通信衛星を利用した事前実験に取り組んでおり、すでに2001年度にはIPv6マルチキャストや災害情報ネットワーク、モバイル医療など9つのテーマが採用された。

     募集期間は6月28日まで。NASDAでの審査後、選定されたテーマについては今秋にも実施される予定だ。その後は1年ごとの評価を経ながら、継続するかどうか判断。成果の認められたものについて、実際にWINDSを利用するi-Space利用実験に移される。

     なお、今回のテーマ募集のほかにもNASDAでは、衛星利用のアイディアを随時募集している。こちらは特に応募資格は規定されておらず、個人でも応募可能だ。

    ◎関連記事
    NASDAとJSAT、衛星インターネット環境構築で共同研究を開始
    総務省、衛星インターネットに関する研究会の最終報告を公表

    (5月21日/impress INTERNET Watch)


    宇宙開発事業団のサーバーへの不正侵入容疑で3人を逮捕

     宇宙開発事業団のプロジェクトの開発を受注したNEC東芝スペースシステム(横浜市)の元社員が、同事業団のサーバーコンピューターに不正に侵入した事件で、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターなどは30日までに神奈川県相模原市大野台5、元同社社員、右田俊介(28)ら3容疑者を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕した。

     調べによると、右田容疑者らは昨年12月12日、横浜市の会社事務所内のパソコンから、インターネット回線を通じて、競合する別の会社に割り当てられた同事業団のサーバーに侵入。競合会社の開発データなどの情報を取り込んだ疑い。アクセスに必要なパスワードは、自社向けのものから推測していたという。 さらに右田容疑者は取り込んだデータを上司に電子メールで送ったほか、侵入に使った競合会社向けのパスワードを、同事業団などに送信した疑い。 同容疑者は「セキュリティーに甘さがあったので警告のつもりでやった」などと容疑を認めているという。

    (5月30日/NIKKEI NET)


    宇宙用部品、半数以上が製造中止に 予算削減で業者離反

     国産のロケットや衛星に欠かせない宇宙開発事業団認定の宇宙用部品のうち、半数以上の製造をメーカー側が打ち切ると、同事業団が5日の文部科学省・宇宙開発委員会に報告した。宇宙開発予算の削減で、NECや東芝、日立製作所などが特注品の製造システムを維持できなくなった。打ち上げ事業で国際市場に食い込む展望も開けず、不況で消耗するメーカーの「離反」を招いた。在庫で当面はしのげるものの、部品調達に抜本的対策が迫られる。

     事業団認定の宇宙用部品は、H2Aなどのロケットやそれに積み込む衛星に使われ、頭脳を担う半導体部品や太陽電池、軌道修正に必要なジャイロなどの重要部分。大量生産される民生の汎用(はんよう)品より厳しく、特殊な品質が要求される。このため、製造設備や作業に当たる人材の必要要件まで定めた「認定部品制度」で、高い信頼性を確保してきた。 現在計346点あるうち、184点が製造中止になる。特に半導体部品が深刻で122点のうち120点が消える。

     認定取り消しを申し出るメーカーが一昨年から急増。事業団が聞き取りをした結果、(1)宇宙政策が不明確で需要予測が難しい(2)設備更新で認定設備の維持ができない(3)製造量が少なく採算が合わない(4)民生品がハイテクとなり、技術の先導役として宇宙用部品を手がける利点が少なくなった−−などの理由を挙げたという。

     事業団の部品開発予算はピークの87年度には20億円近かった。だが、国の緊縮財政や打ち上げ失敗の責任を問われて事業団全体の予算が削られ、また、競争のためコスト削減を目指して「国産100%」の看板を下ろす中、昨年度までに約8分の1に絞られた。 打ち上げ事業の民営化方針で、今後さらにコストダウン要請が厳しくなる見込みであることにも、部品メーカーは嫌気が差したと見られる。

     あと1、2年分の在庫はあるが、事業団は、将来は外国製を使うことも検討する。その場合は、信頼性に関連する重要データが公開されないなど、主体性の確保に支障がでる可能性も大きい。 事業団は、近く部品メーカーやロケット組み立て企業が参加する委員会を設け、抜本策を探る。高性能の演算処理装置や太陽電池など、戦略部品の確保が中心課題だ。

    (6月6日/asahi.com)

    新衛星使い移動体通信・日立やトヨタなど新会社

     日立製作所や三菱電機、トヨタ自動車などは政府が打ち上げる新しい衛星「準天頂衛星」を使い、高品質の次世代型通信サービスを始める。常に日本の上空に位置する同衛星の特長を生かし、国内のほぼ全域を対象に自動車などと画像や音声をやりとりするほか、10センチ単位で測位も可能にする。約2000億円の開発費を官民で分担し2008年のサービス開始を目指す。

     日立や三菱電機、トヨタのほかNEC、東芝、ゼンリンなど大手企業約10社が中核メンバーとなり、10月に事業計画を詰める共同出資会社を設立する。さらに参加企業を募り、来年には事業化のための会社を設ける。

     既存の通信衛星は静止している基地局に電波を送るが、新サービスは移動体との間でも電波をやりとりできる。これまで固まった事業計画によると、各社は専用端末を開発。自動車に搭載したり、個人が持ち運びして使う。

    (6月25日/NIKKEI NET)


    超高速ネット衛星打ち上げへ 05年までに文科省

     人工衛星経由でインターネットを利用する環境をつくるため、文部科学省の宇宙開発委員会は26日、超高速インターネット衛星(WINDS)を05年までに打ち上げる計画を了承した。衛星経由のインターネットは、同一情報を全国一斉に素早く送ることができ、災害で地上の通信網が切断されたときや、離島・過疎地の情報通信の高速化に役立つ。

     計画によると、宇宙開発事業団が衛星の基本設計をし、通信総合研究所が衛星に搭載する高速交換機を開発する。総開発経費は打ち上げ費用を含め473億円。

     世界最先端のIT(情報技術)国家をめざす「e−Japan重点計画」に向けた本格衛星が10年に打ち上げられる。WINDSはその実証機の役目も果たす。

     衛星放送の受信に使うものと同じ大きさの専用パラボラアンテナを取り付ければ、家庭で衛星経由のインターネット通信ができる。

    (6月27日/asahi.com)

    ドコモが通信衛星打ち上げ 携帯会社単独では国内初

     NTTドコモは6日午前(日本時間)、通信衛星「N−STAR c号機」をフランス領ギアナから打ち上げる。国内衛星船舶電話や、山間部の伐採事業や緊急救助などに利用される衛星携帯向けサービスの品質向上などが目的。携帯会社単独の通信衛星打ち上げは国内では初めて。 ドコモはすでに、NTTと共同で95年8月に通信衛星「N−STAR a号機」、96年2月に同「N−STAR b号機」を打ち上げ、それぞれ96年3月と同6月からサービスを提供している(現在所有しているのはドコモとJSAT)。

     しかし、通信衛星の寿命が10年程度とみられていることから、今回の「N−STAR c号機」を打ち上げ、a、b2機のメンテナンスやトラブル対応など補完的な役割を行い、数年後にメーンの通信衛星としての役割を果たすことになるという。打ち上げられるc号機の運用開始は8月下旬の予定。c号機の製造メーカーはロッキード・マーチンで、軌道位置は東経136度。

    (7月4日/ Mainichi)

    衛星システムで議連発足

     日本独自の衛星を使った測位システムの導入に向け、自民党の有志議員が4日、「次世代衛星システム推進議員連盟」(額賀福志郎会長)を旗揚げした。米軍事衛星を利用する測位システムが国内でも幅広く利用されているが、これを補完するシステム作りを目指す。現在、国内で利用されている米国の全地球測位システム(GPS)は湾岸戦争時に精度が落ちた。

     災害対応や関連産業振興のため、アジア地域をカバーする日本版GPSシステムの構築が必要なため議連を発足させた。尾身幸次科学技術担当相は初会合のあいさつで「総合科学技術会議でも検討はしているが、予算措置はまだ固まっていない。議連に大きな期待をかけている」と述べた。

    (7月5日/NIKKEI NET)

    NTT マルチキャスト集配信の衛星通信システムを開発

     NTTは8日、全国どこからでもマルチキャスト集配信を行える衛星通信システム「ダイレクトマルチキャスト衛星通信システム」を発表した。数万のクライアントに高信頼のマルチキャスト配信が可能なうえ、最大全国32カ所の小型基地局(VSAT)から受信できるようになる。
     従来、マルチキャスト衛星通信は各地のVSATと送信局の「センターHUB」を結び、必ずHUBを通して衛星とやりとりをしていた。しかし、VSATとHUBの間は地上回線のためコストがかかるほか、VSATからHUBへの回線の通信帯域が限られており、十分な通信速度を確保できなかった。

     NTTサービスインテグレーション基盤研究所の開発したシステムではHUBを通さずに、VSATからダイレクトに配信できるようにした。複数拠点からの集配信を可能とするグループ変復調装置と多地点のVSATで、衛星のトランスポンダ帯域を共用して、必要な回線容量を効率的に自動割当する「高効率衛星回線制御プログラム」からなる。

     これにより、離島など遠隔地で衛星を利用したネット接続が容易になったり、河川の上流から下流までのデータ、映像を把握できるなど、災害対策にも利用できるという。

    (2002.10.09/Mainichi)


    準天頂衛星事業の通信サービス、2008年開始目標

     三菱電機、日立製作所、トヨタ自動車などが設立する「準天頂衛星システム」を使った通信サービスの企画会社の概要が固まった。新会社の名称は「新衛星ビジネス」で資本金は1億円。2008年のサービス開始を目指す。

     新会社は伊藤忠商事、三菱商事、NEC東芝スペースシステム(横浜市)を加えた6社が発起人となり、資本金の約7割を出資する。残りの3割は宇宙機器メーカー、通信機器メーカーなど37社が出資。2年間かけて事業計画を固める。2004年度には参加企業を拡大、資本金も100億円程度に増資し、システム構築などに乗り出す。

    (2002.10.26/NIKKEI NET)


    超高速衛星インターネットサービスの事業化を目指し、企画会社を設立

    2003年08月20日

    日本電気株式会社
    NEC東芝スペースシステム株式会社

     日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金杉 明信)、NEC東芝スペースシステム株式会社(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:林 宏美)は、衛星を使った超高速インターネットサービスの事業化検討を行うために、JSAT株式会社(本社:東京都千代田区、社長 磯崎 澄)の出資も得て、2003年8月7日、企画会社を設立し、このほど活動を開始しました。本企画会社は、新たに民間で衛星を打ち上げ、これを使って超高速インターネットサービスを日本全国に提供することを目指し、その事業化検討を行うことを目的としています。

    1.衛星を使った超高速インターネットサービスについて

     近年、我国におけるインターネット、特に光やADSLといったブロードバンドインターネットの普及はめざましいものがあり、いまや重要な社会基盤になっています。一方で、このようなブロードバンド環境が未整備の世帯も多数存在しております。この問題を解決するのが衛星を使用したブロードバンドインターネットサービスです。衛星を使うことにより一気に日本全国をカバーするブロードバンドインターネットサービス網を構築することができ、ビジネスを成立させつつ、デジタルデバイドの解消をはかることが可能となります。国民が等しくブロードバンドインターネットのメリットを享受できるユビキタス社会の実現のためには、このデジタルデバイドの解消と、地上ブロードバンドインフラと衛星通信の相互補完、連携によるネットワーク構築が不可欠となります。

     現在、NEC東芝スペースシステム株式会社では、国の研究開発衛星である超高速インターネット衛星(WINDS)(Wideband InterNetworking engineering test and Demonstration Satellite)の開発を主契約者として宇宙開発事業団より受注し、製作を進めています。このWINDSの技術成果を活用することにより、各加入者に対しADSLと同等の低価格なサービス料金で、地上光ファイバーなみの高速/大容量でのインターネットサービスを提供することができます。具体的には、あらゆる地域において、個人向けブロードバンドインターネットサービス提供に加え、自治体情報提供、遠隔医療、遠隔教育等の公共向けイントラネットサービスの提供、企業向け大容量コンテンツマルチキャストサービスの提供等が衛星を利用して可能となるものです。

     この様な衛星を使った超高速インターネットサービスの実現を目指し、本企画会社では官公庁、民間企業、個人ユーザ等の市場開拓を行うと共に、本格的サービス開始に至るロードマップの作成を行い、これらをベースに、事業計画策定、事業性評価等、事業化に向けた検討を実施致します。

    * 現在、超高速インターネット衛星(WINDS)は、2005年度末の打上げを目指して開発が進められています。

    2.企画会社の概要

    (1) 会社名: 株式会社超高速衛星インターネットサービス企画
      (英文名称:Broadband Internet Satellite Service, Ltd.)
    (2) 本店所在地: 横浜市港北区新横浜二丁目6番3号
    (3) 資本: 6千5百万円
    (4) 出資比率: 日本電気 46%、NEC東芝スペースシステム 46%、 JSAT 8% (小数点以下4捨5入)
    (5) 設立日: 2003年8月7日
    (6) 業務内容: 超高速衛星インターネットサービスの事業化検討の実施
    (7) 代表者: 代表取締役社長 北原 正悟 (NEC東芝スペースシステム株式会社 執行役員常務)
     *参考資料

    以上

    -----------------------------------------------------------------------
    <本件に関するお客様からの問い合わせ先>

    株式会社超高速衛星インターネットサービス企画 橋本
    電話: 045-471-3281
    -----------------------------------------------------------------------


    「i-Spaceワークショップ2003 --WINDSが拓く新たなアプリケーションの可能性--」の
    開催について

    平成15年8月19日
    宇宙開発事業団

     宇宙開発事業団(NASDA)では、超高速インターネット社会の実現に向けた宇宙インフラの研究開発として「i-Space利用実験計画」を開始しています。

     このたび、NASDAの開発衛星における取り組みについて紹介し、超高速インターネット衛星(WINDS)の可能性や展望、課題を議論する「i-Spaceワークショップ2003」を下記のとおり開催します。

    1 実施日時:
     平成15年9月5日 10:20-16:55 (受付は10:00より)

    2 場所:
     日本科学未来館 7F みらいCANホール
     東京都江東区青海2丁目41番地 TEL:03-3570-9150

    3 開催主旨:
     「i-Space利用実験計画」は、既存衛星を利用し、新しい利用分野の開拓や研究課題の整理を行う"パイロット実験"並びに技術試験衛星VIII型(ETS-VIII)や超高速インターネット衛星(WINDS)を利用し、将来の衛星利用への橋渡しを目指す"利用実験"で実施し、衛星利用による便利で安心・安全なIT社会の実現を目指しています。今回のワークショップでは、NASDAの取り組みを紹介すると共に、WINDSが拓く新たなアプリケーションの可能性をテーマに、各方面の専門家、会場の方々と共に、IT社会における将来の衛星通信の課題や可能性を議論します。

    4 プログラム:
     下記をご参照ください。

    5 主催者:
     宇宙開発事業団
    後援(予定):
     総務省、文部科学省

    6 参加料:
     無料

    7 定員:
     300名

    8 申込み:
     本ワークショップは当日の参加申し込みも出来ますが、受付の混雑緩和のため、事前申し込みにご協力ください。
    詳細は「i-Spaceワークショップ2003」ホームページをご覧下さい。

    【 申込みに関する問合せ先 】
     宇宙開発事業団 衛星ミッション推進センター
     TEL:03-3438-6263   FAX:03-5402-6517

    「i-Spaceワークショップ2003-WINDSが拓く新たなアプリケーションの可能性-」

    プログラム

    10:20 - 10:25 開会 宇宙開発事業団
    10:25 - 10:30 宇宙開発事業団 挨拶 宇宙開発事業団 理事  古濱 洋治
    10:30 - 11:00 「超高速インターネット衛星への期待」 WIDEプロジェクト 江崎 浩 東京大学助教授

    平成14年度「i-Spaceパイロット実験」の成果発表(その1)

    11:00 - 11:15 衛星通信を用いた高精度測位システムの実証実験共同研究者:JSAT株式会社
    11:15 - 11:30 衛星を活用した災害情報ネットワークの実験  (衛星航空通信によるリアルタイムデータ伝送) 共同研究者:通信総合研究所、ダイヤモンドエアサービス
    11:30 - 11:45 衛星を活用した災害情報ネットワークの実験 (海外の遠隔被災地実験) 共同研究者:アジア防災センター
    11:45 - 12:00 山岳防災・救急医療用ハイブリッド型衛星ネットワーク 共同研究者:信州大学医学部附属病院
    12:00 - 13:20  昼食/海洋実験、遠隔教育実験のビデオ上映
    13:20 - 13:40  利用開拓へのNASDAの取組み 宇宙開発事業団 衛星ミッション推進センター

    平成14年度「i-Spaceパイロット実験」の成果発表(その2)

    13:40 - 14:00 コラボレーション型遠隔教育システムの構築とアジア大学間eラーニング実験
    共同実験者:筑波大学、KDDI
    14:00 - 14:20Ka帯超高速IPマルチキャスト通信プラットフォーム構築
    共同実験者:宇宙通信株式会社
    14:20 - 14:40 衛星を利用したリアルタイムおよび蓄積映像伝送実験
    共同実験者:日本放送協会
    14:40 - 15:00 ブロードバンドコンテンツ流通のためのIPマルチキャスト大容量コンテンツ交換システムの開発及び実証実験
    共同実験者:株式会社ヒットポップス

    15:00 - 15:20 休憩/海洋実験、遠隔教育実験のビデオ上映

    15:20 - 16:50 6 パネルディスカッション 「利用から見たWINDSの可能性と課題」

    進行役: 水野 秀樹    東海大学教授
    パネリスト: 泉山 英孝 WIDEプロジェクト慶應義塾大学SFC研究所研究員
    岩崎 榮 財団法人医療研修推進財団理事
    北原 正悟 株式会社超高速衛星インターネットサービス企画代表取締役社長
    小菅 敏夫 電気通信大学教授
    務台 俊介 総務省消防庁防災課長
    山岡 克式 東京工業大学助教授

    16:50 - 16:55 閉会
    宇宙開発事業団

    問い合わせ先:
    宇宙開発事業団
     広報室
     TEL:03-3438-6107〜9




    [ 平成14年度i-Spaceパイロット実験テーマの選定結果について]

    (2002/10/03発行)
     宇宙開発事業団(NASDA)ホームページに、[ 平成14年度i-Spaceパイロット実験テーマの選定結果] に関する下記のプレスリリースが掲載されました。
     残念ながら、KURE JBC/有人宇宙システム(株)共同提案テーマ「超高速インターネット衛星利用における小型地球局−衛星間の多元接続実験」は、採用されませんでした。

    平成14年度i-Spaceパイロット実験テーマの選定結果について

    平成14年9月30日
    宇宙開発事業団



     「i-Space利用実験計画」は、現在開発中の技術試験衛星VIII型(ETS-VIII)、超高速インターネット衛星(WINDS)及び研究中の準天頂衛星システム等を用いて、超高速のマルチキャストサービス、インターネット、教育、医療、災害対策及び高度道路交通システム等の幅広い分野における衛星利用のための技術開発や実証実験を関係省庁、民間等と共同で行う計画です。

     今後、実験計画の内容について実験提案機関と調整を進め、共同実験として実施していく予定です。

       平成14年度i-Spaceパイロット実験テーマの選定結果

    (1)
    Ka帯超高速IPマルチキャスト通信プラットフォーム構築
                                :宇宙通信株式会社
    (2)
    衛星を活用した災害情報ネットワーク実験(衛星航空通信によるリアルタイムデータ伝送)
                                :通信総合研究所/ダイヤモンドエアサービス
    (3)
    衛星を活用した災害情報ネットワーク実験(海外の遠隔被災地実験)
                                :アジア防災センター
    (4)
    山岳防災・救急医療用ハイブリッド型衛星ネットワーク
                                :信州大学医学部
    (5)
    超高速インターネット衛星を用いた多地点間マルチメディア遠隔地教育実験(アジア地域大学間でのインストラクショナル・デザインベースのeラーニング実験)
                                :筑波大学/KDDI
    (6)
    衛星通信を用いた高精度測位システムの実証実験
                                :JSAT株式会社
    (7)
    衛星を利用したリアルタイムおよび蓄積映像伝送実験
                                :日本放送協会
    (8)
    ブロードバンドコンテンツ流通のためのIPマルチキャスト大容量コンテンツ交換システムの開発及び実証実験
                                :株式会社ヒットポップス

    (番号は、受付順)




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